23年度 日本語はっぴょう会

                              11月3日文化の日 福岡国際交流会館4F

                           あいさつ
この「日本語はっぴょう会」は、皆さんの日本語がじょうずになるよう、年に1回ひらいています。 はっきりした声で、ゆっくり話してください。
今までの自分より少しでもじょうずに話せたら、自分に拍手してあげましょう。
スタッフは、皆さんの日本語が上手になるように、心から応援しています。

13:30  開会挨拶(かいかいあいさつ)
13:40  発表(はっぴょう)
14:20  表彰状(ひょうしょうじょう) 渡し(わたし)
14:30  集合写真(しゅうごうしゃしん) 撮影(さつえい)
14:40  懇談会(こんだんかい)
     スタッフ自己紹介(じこしょうかい)
     発表者家族(はっぴょうしゃかぞく)の紹介(しょうかい)
     出席者(しゅっせきしゃ)自己(じこ)紹介(しょうかい)
     懇談(こんだん)
15:45  閉会(へいかい)挨拶(あいさつ)















22年度 日本語はっぴょう会

                        平成23年3月6日(日) 福岡国際交流会館



                       あいさつ
この「おしゃべりコンテスト」は、みなさんの日本語がじょうずになるよう、年に1回ひらいています。
はっきりした声で、ゆっくり話してください。
いままでの自分より少すこしでもじょうずに話せたら、自分にはくしゅしてあげましょう。
スタッフは、みなさんの日本語がじょうずになるように、心からおうえんしています。

13:30  かいかいあいさつ
13:40  スピーチ・ぜんはん
14:10  きゅうけい(10分)
14:20  スピーチ・こうはん
14:50  きゅうけい(10分)
15:00  ひょうしょうじょう わたし
15:10  しゅうごうしゃしんさつえい
15;20  こんしんかい
16;00  へいかいあいさつ

























 
                     

2011年2月17日(木) 9回連続講座後の AJALT 相談出張                教材素材『リソース型生活日本語』を使いこなそう! 

文化庁委託講座受講の皆さま
 昨年7月から9月にかけての連続講座が終わって5ヶ月、受講時の熱い思いや意欲は何らかの形で教室活動に生かされているものと思います。
 長年の教え方から抜け出せなかったり、生活日本語に移行するのが難しかったりの人もいるかと思います。そこで、受講後6ヶ月になろうとしているこの時期に、AJAJTに相談出張をお願いしました。皆様との情報交換の集いを兼ねています。

公益社団法人 国際日本語普及協会(AJALT)  所属 講師 松尾 恭子先生


内容: 教材素材『リソース型生活日本語』を使いこなそう!      
【1】多言語目次の使用                             
  ・スペイン語ベトナム語・中国語・韓国語・ペルシャ語
  ・ポルトガルスペイン語ミャンマー語・英語
【2】会話例は参考として使う
   各地域に必要な写真、イラストなどを用意する
【3】会話の場面別にまとめる  
  ・リソース型の会話+私たちの町の会話+私たちの街の情報

 
※参加8団体が地域の日本語教室に合わせた、私たちの町の会話と私たちの町の情報を作ってみました。
 災害に備える 防災のパンフレットをもらう

ポイント1 つくえやテーブルの下で身をまもる
ポイント2 台所の火を消す
ポイント3 ドアをあけて出口をつくる
ポイント4 火が出たらしょうかきで消す
ポイント5 ラジオとかいちゅうでんとうをよういする
ポイント6 つなみは、いそいで高いところへひなんする
ポイント7 ひなんは歩いて、もちものは少なく
ポイント8 へい、がけ、川に近づかない
ポイント9 正しいじょうほうで、おちついて行動
ポイント10 協力しあって、たすけあう


パンフレットは漢字や難しい言葉が多いので、ひらがなで手づくりプリントをつくっておく
その他、地域の避難場所や非常用品などのパンフレットや手づくりプリント
交通事故に対処する 
火事に対処する
 
盗難に対処する


福岡市防災センタ-

〒814-0001 福岡市早良区百道浜1丁目3-3 電話:092-847-5990  
ホームページ http://www.fuku-bou.or.jp/


各種サービスを利用する

行政サービスを受ける、各種届を出す


“お知らせ” 

松尾恭子先生から「ことばの地図」の紹介がありました。ゴールデンウイークの間はダウンロード出来るようです。

「ことばの地図」は日本語のゼロの段階の方に日本語で無理なく会話を進めていくための道筋を示したものです。私自身、日本語を始めて教えたときから30年間の試行錯誤の結果をここに記しました。もちろん皆さんは、相手に応じて順番や語彙を工夫してください。しかし最初の方の提出順はこの順番が最も効果があったといえる順番をそのまま書きましたのでぜひこの順番を試みてください。



(財)ひろしま国際センター:http://hiroshima-ic.or.jp/index.html



※この「ことばの地図」は、地域で日本語支援活動に関わっている皆さんに、幅広くご利用いただきたいという作成者(松尾先生と犬飼先生)の意向により、〜平成23年4月30日まで無償でダウンロードできるものとします。ただし、商業目的の利用や再配布は禁止します。また、この教材は現状で完成ではなく、これからも「進化し続ける」ものであることから、予告無く改定される場合があります。





                                     

謹んで新年のご挨拶を申し上げます

謹んで新年のご挨拶を申し上げます

旧年中は「生活者としての外国人」を支援する文化庁委託事業に際し、皆さま方に格別のご協力をいただきました。心よりお礼を申し上げます。
本年も小さな国際交流の会スタッフ一同、より一層の日本語支援の向上に励みますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

小さな国際交流の会 代表 野口照代


写真の和服姿の学習者は中国、マレーシア、インドネシアの皆さんです。お子さんに日本の着物を着せたいとの依頼で、1月10日成人式の日に、今年の日本語教室がスタートしました。何度も姿身を見てご自分の着物姿を楽しみ、写真を撮り合って喜んでくださいました。【名島団地クラス】

にほんごをべんきょうしている がいこくじんのみなさん、
ことしも にほんごクラスで わたしたちスタッフと たくさんはなしてください。まちがえても いっしょうけんめい はなすひとは はやく じょうずになります。

ちいさなこくさいこうりゅうのかいの にほんごきょうしつは7クラスです。 さんかしゃカードをもっていくと どのクラスにも  はいることができます。

9回の連続講座を終えて、お礼を申し上げます。 小さな国際交流の会 代表 野口 照代

「生活者としての外国人」を支援する文化庁委託事業
日本語教室ボランティア・実践研修講座
2010年7月8・15・22・29日、8月5・19・26日、9月2・9日(木) 毎回5時間 全45時間

この講座開催に当たってはたくさんの方々にご協力いただきました。
会場を提供してくださいました福岡市人権啓発センター(リバレイン10F)と
(財)福岡県国際交流センター(こくさいひろば)。
後援の福岡市、(財)福岡国際交流協会日本国際連合協会福岡県本部。
協力の(財)福岡県国際交流センター、福岡日本語支援ネットワーク、
ご支援に心より感謝申し上げます。


広報 ふくおか市政だより(6/15号)に掲載、
  メルマガ  福岡国際交流協会
  「@コンテ]   福岡県NPO・ボランティアセンター、
  あすみん  福岡市NPO・ボランティアセンター、

  ホームページと メルマガ http://www.kokusaihiroba.or.jp 福岡県国際交流センター
    https://www.kokusaihiroba.or.jp/cgibin/mail/jpn/smb_mailmagaentry.exe

  メールで告知(北九州市内の日本語教室) (財)北九州国際交流協会 

  日本語のリソースショップ大谷書店イベント情報、

チラシの配布等も各市民センター、各区役所担当部署、日本語クラスマップ掲載団体等に郵送、告知のお願いをいたしました。お世話になりました皆様方に、お礼を申し上げます。



参加者数は18ボランティア団体から42人、全9回の講座でしたが7回以上の出席者34人で、猛暑の中、初めからの欠席予定者は別として、全員出席と言っていいほど皆さん熱心に先生の講義に耳を傾け、実習では活発な発表と意見交換でした。



日本語教室ボランティアのスキルアップとは言っても、実践研修を取り入れた9回連続講座です。
これまでの文型積み上げの内容ではなく、9人の先生方すべてが、実践研修を通して「生活者としての外国人」のコミュニケーション能力を高めるノウハウ、教材、考え方を示して下さいました。


それ以前に、ボランティアスタッフ側の発音、話し方、聞き方、表現力、コミュニケーション能力等の問題はありますが、何がボランティアとして必要なことかが理解できていますので、各自の努力で、おいおい身についてくるものと期待しております



講座に参加なさった皆様、猛暑の中、本当にお疲れ様でした。
この講座を通じて、たくさんの気付きと反省をさせられました。発話のさせ方、言葉の掛け方など新たに多くのことを学びました。今後は、自分自身を育てながら、周りの日本語教室の皆さんにも、地域の国際化に向けて、この講座の内容を広げてまいりましょう。
日本語ボランティア教室と、皆様のご活躍を期待しています。



━参加者の声━
1. 9回の長丁場、大変だと思っていましたが、終わってみるとこれで終わりかと寂しく思います。毎回、経験豊富な講師の方の話しを聞き、とてもためになりました。これからの活動に大いに役に立ちます。また清先生のキレのある授業は面白く有意義でした。ありがとうございました。
2. 9回の講座はどれも興味深く、楽しく学習できました。まだまだと思う反面、これでいいと思ったり、自分を振り返ることもできました。楽しく学習者と接していけたらと思います。
3.長く暑い夏もピークを終え、9回の講座も今日で終わりました。まずは、野口さん、本当に大変だったと思います。ありがとうございました。又、今日の先生はテンポよく、昼食後はいつも睡魔におそわれるのですが、あまりそれもなく、楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。
4. 初回のお話で日本語ボランティアと世界平和まで広がり目から鱗だった。
5.9回の連続講座は毎回、経験豊富な先生方の話しを聞き、とてもためになった。これからの活動に大いに役に立つ。特に、最終回の先生のキレのある授業は面白く有意義だった。
6.立派な先生方に格調高い講義、本当に有意義だった。これからの活動に生かしていく事は大変難しいとは思うが、頑張りたい。
7.今までいかに自分本位の活動をしていたかということを痛感させられた。今後、どれほど相手の立場に立った取り組みが出来るか、反省しながら前進できればいいと思う。
8.折角、有名な先生方との出会いがあったので、ブログ等でコミュニケーションを続けて、関係を築きたい。
9.たくさん学んだので、まず学んだことを整理して実践していく。
10.講座のどれもが興味深く、楽しく学習できた。まだまだと思う反面、これでいいと思ったり、自分を振り返ることもできた。楽しく学習者と接していけたらと思う。
11.今年の夏は暑かったが、この研修のお蔭でとても充実したものになった。
12.野口さんはじめ、小さな国際交流の会の皆さまのご尽力に大いに感謝いたします。本当に貴重な体験をさせていただき、実に意義深い夏を過ごすことが出来ました。どの講座も興味深かったのですが、西尾先生、清先生の言葉が深く心に残りました。
13.野口さん、小さな国際交流の会の皆さん、大変お世話になりありがとうございました。
参加者からの礼状
初秋の候と申しましても、まだまだ暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。この度は日本語ボランティア養成講座のお世話、大変ありがとうございました。思いがけず大変質の高い、しかも無料の講座に参加させていただきまして、心からお礼申し上げます。講義の内容も素晴らしかったのですが、それ以上に先生方や参加者の方たちのお人柄の良さが何よりも印象に残っております。それにもまして、何より一番心に残っておりますのが、野口さまのご活躍ぶりで、同じ女性として、素晴らしいなと敬服いたしております。まだまだ事後処理など大変なことが多いと存じますが、お元気でお過ごしくださいませ。ますますのご活躍を期待しております。
メールでお礼は失礼と思う世代です。アナログですが心からのお感謝をこめて。9月14日

8月26日(木)7回の講座で気付いたこと(途中経過)と、ボランティアスタッフ(教室)としての今後の目標


上の写真は「小さな国際交流の会」学習者(中上級クラス)8月27日に参加の皆さんです。猛暑の中、汗だくで日本語教室に駆け付ける学習者の皆さんに、私たちはどんな接し方をしているでしょうか。 文化庁委託講座は一日5時間、9回(毎木曜)の連続講座です。 これまでの7回の講座の振り返りと、今後の目標について話し合ってみました。
これまでの講座内容
1回目 「地域日本語支援ボランティア活動の基本姿勢」 
2回目 「滑絶訓練、発話を促す、伝える力を磨く」
3回目 「技能実習生の日本語教育・会話習得の模擬授業」
4回目 「発音の矯正 日本語を聞きとる能力」
5回目 「外国語としての日本語の教え方・学習者が困る文型は何」
6回目 「教材の作成と活用法」
7回目 「好感度アップの話し方と聴き方」

これからの講座内容
9月2日(木)「“対話中心の活動”の勧め〜多文化共生社会を目指して〜」
9月9日(木)「コミュニケーション能力 日常会話習得の実践」

━反省事項(心構え)━
・学習者のニーズが何であるのか早く理解できるようにしたい。
・自分が準備したものにこだわらない。学習者のニーズに合わせ、ニーズを重要視する。
・学習者が何を求めているか、しっかり聞くことの大切さを痛感した。
・“相手が何を求めているか”を分かっていたが、本当にそうだったのか。
・学習者が何を必要としているか、いつもアンテナを張っておく。
・上手に話させるためには上手に聞くこと!!聴くことを大切にしたい。
・説明力と聴く力を磨く。

・あなたのこと、あなたのお国のことを知りたい・・と思うこと。
 学習者が話したくなる雰囲気。
・日本の文化、生活習慣、慣習を自国と対比して話す。
・一方的に教えるだけではなく、学習者からも教えてもらう。

・肩の力を抜いて・・楽しい中にもポイントは抑えて。
・楽しい会話を。次回も来たいという気持ちになるように。
・楽しく、明るく、相手の身になって。
・笑顔で楽しい時を共有する。
・とにかく、両者にとって楽しい時間を共有したい。
・優しく楽しく教えられるようになること。
・心の通い合う時間を作りましょう。

・出来るだけ会話を多くして、日本語文型も理解してもらえるように努力する。
・一方的に文法を教えている。意味があるので考えねば。
・自分の文法力をブラッシュアップする。
・自分の勉強をがんばる。教えることは学ぶこと。
・この講座で自分を振り返り、考えることができ、学ぶことへの刺激が出てきた。
 自分を高めること!

━個人目標(教えられたこと)━
・私たちの小さな努力で、目指せ、世界平和!

・毎回、何かを持って帰ってもらう、達成感を持ってもらう。
・一日一つのプレゼントを学習者に持って帰ってもらえる授業。
・一日一個のお土産を目指して楽しくやっていきたい。

・学習者の心の精神安定剤になる。
・一方通行の学習にならない、相手の気持ちを受け止められる良きパートナーになる。

・自分の経験・知識を豊かなものにして、会話に広がりが持たせたい。
・明るく楽しく、学習者がたくさんしゃべれる授業!
・学習者が話せる場面を多くつくり、日本語での発話が自然にできるようにする。
・学習者と共通の話題を見つけること。
・担当する学習者以外にも声をかける。
・日本語を教えながら楽しい時間を共有し、またこの教室に来たいと思えるようにする。
・相手に話してもらう雰囲気を作り、学習者に沢山話しをさせる。
・学習者が学んだ日本語(文型)を使って、実際に使えるようにする。
・正しい発音やイントネーションで自然な日本語を身につけてもらう。
・発音の指導がきちんとできるようになる。
・学習者の国の文化に興味を持つ。
・初級中心なので、日常会話を中心にしたい。
・外国語として日本語分析できるように努める。
・授業の内容を詰め込みすぎない。
・相手の必要とする日本語を教える。
・俗語や方言をみだりに教えない。
・ボランティア自身、正しい日本語を身につけよう!
・歯切れよく声に表情がある魅力的なボランティアスタッフ。
・自分自身も教材。   
・型にはめない柔軟な考え。
・自らの表現力をゆたかにする。
・自分自身の人間力を磨く。
・自分自身のスキルアップ
・ほほえみを忘れない。
・日本人は良い人だと思われるような対応をしたい。(多くのアジア人は戦争被害者教育を受けている)
・在住外国人が一日も早く安心して地域の住民と共生できるようお手伝いしたい。
・日本で安心して生活できるとともに、日本を好きになってもらいたい。
・日本を好きになってもらう手助け。
・今回の研修で得た人脈を大切にし、情報交換やコミュニケーションを取りたい。
・自分は外国人だという意識を持たないでいいクラス、学習者が素でいられるクラス。
━教室目標━
教室目標/教える側の心構え
・生徒が主役の授業、よきヘルパーになる。
・日本で生活できる日本語をきちんと教える。
・美しい日本語が話せて書けるように、学習者に出来るだけ発話してもらう。
・基本文法と会話がつながるように例文を多くする。発音も相手が嫌にならない程度で修正する。
・既成のテキストやパソコンのサイトからの教材をうまく活用し、自分なりのテキストを作ったり、工夫していきたい。
・ホームページよりイラスト等の教材を有効利用する。
・ 主語と述語を正しく使って、まとまりが話せること。
・ 話す、書く、読む、聞くがバランスよく表現できること。
・ 文章として初めから終わりまでまとまっていること。
・一期一会の気持ちで学習者と向き合う。一日一つのプレゼントを大切にしていく。
・日本にいるときにしか触れられない、或は、分からない文化、習慣を学んでほしい。
・コミュニケーションの密なボランティア活動。日本を好きになってほしい。
・学習者を知り、何が必要か話しあい進めていく。
・学習者の必要とするところをよく見極めて、日本語学習に取り入れる。
・学習者からの引き出しや、学習者との話の展開を楽しむようにする。 
・学習者と会話をするとき、プライベートな事を聞き過ぎないように注意する。
・経験が浅いので、どうしても日本語はこうあるべきだとの思いで取り組んできた。生活者としての外国人の日本語に対するニーズというのが若干だが理解できたと思う。今後にどう生かすかを考えて取り組んでいきたい。

レベルアップ/提案/課題
・正直、未熟で基本的な事が分からない事柄もあったが、恥ずかしがらず聞いて学んで自分の引き出しを増やしたい。
・各講師の説明は長い経験の中から生まれたもので、長い間のトライ&エラーの末に修得されたものであるから、きちんとしたバックグラウンドが存在している。それをどう自分のものとしてとらえて実践するかが今後の課題だ。
・学習者のニーズと自分とのずれをどう修正すればよいのか。学習者のニーズに沿うことは当然だと思うが、どうすればよいのか。
・具体的なテーマを設けて、福岡地区のミニ講座を年4回以上、お金をかけないで開催したい。
・お互いのレベルアップのために優れた教材を交換し合い、特に初中級の教授法の展開事例を公開授業等で見学できないか。
・講座の講師グループと受講生との連携、例えばインターネットによる連絡とトレース等。
・日本語教室での受講生の意見や不満をどう吸い上げるか。卒業生の声(評価)
・周りにいる日本語教師の人達に、習ったことを分かち合わないといけないと思った。
・ たくさん学んだので、まず学んだことを整理して実践していく。
・会話が出来ればよい、コミュニケーションが取れればよいということで、最近不正確な日本語の用法の会話の教科書があるが、皆さんはどう思われるだろうか。

    

「コミュニケーション能力 及び 日常会話習得の実践」 常葉学園大学外国語学部教授 清 ルミ先生

「生活者としての外国人」の皆さんが地域社会で孤立することなく生活していけるよう、日本語習得を支援するボランティアの実践研修講座は、今回が9回目の最終回です。

講義内容

◇コミュニケーションに関わる私たちは、「自分のコミュニケーションを内省する」ことが必要。

◇言葉にならないコミュニケーション(非言語メッセージ)の重要性。

◇相手の視点に立つための《あなたモード》から《わたしモード》へ
 youモードで全否定するのではなく、Iモードで何を期待しているかを伝え、相手の行動を変える言い方。

◇伝える描写能力 実践練習
・日本的な単語の説明 ・4コマ漫画 などなど  
《注意点》 大まかに大きく把握させる、どこに着目するか、言葉を選ぶなど。

[










◆参加者からの質問により、清先生のご著書の中から、下記を選んでいただきました。

━お勧め書籍━
『創造的授業の発想と着眼点』アルク

『優しい日本語―英語にできない「おかげさま」のこころ』太陽出版

『ナイフとフォークで冷奴』太陽出版

━参加者の声━

1.台風の中をわざわざ博多にいらしてくださってありがとうございました。着物が大好きですから、先生の紬のお着物姿を楽しみにしておりましたから、台風のために、その事が一番残念です。きっと粋に切られていたと思います。講義も大変面白く有意義でした。今後のご活躍を期待しております。
2.洪水、台風の中、今日は本当にありがとうございました。コミュニケーション学は興味深く、これをきっかけに勉強したいと思いました。また、大変聞きやすい声、発声にトレーニング法などありましたら、ぜひ伺いたいです。
3.立派な先生に格調高い講義、本当に有意義でした。これからの活動に生かしていくことは大変難しいとは思いますが頑張りたいと思います。
4.コミュニケーションは言葉だけではない部分がたくさんあるということがよく分かりました。相手の立場に立ってコミュニケーションを取ることの難しいさを改めて考えさせられました。ボランティアを通じて、相手の立場に立って寄り添っていけたらと思います。
5.今迄いかに自分本位の活動をしていたかと、痛感させられました。「マンガでわかるニッポン」の中で使われている日本語を、いとも簡単に使っていたのですが、学習者に説明するのがいかに難しいかを悟らされました。先生のリズムのあるテンポの良い進め方は非常に快適でした。今後、どれほど相手の視点に立った取り組みが出来るか、反省しながら前進できればという思いです。
6.清ルミ先生をNHKの日本語講座で拝見し、この講座を大変楽しみにしておりました。とてもテキパキとして頭の回転が速く、講義も理解しやすい内容でした。色々なケース例の引用が適切で良かったです。
7.先生のお話に圧倒されました。「自分自身を振り返る」「YOUモードから Iモードへ」「言葉」に捉われない 「描写能力」等々心に残りました。
8.自分のコミュニケーションを内省する方法を教えていただいたので、今日からでも実践したいです。元々説明する、描写することが下手だという自覚がありましたから、今日の講義の内容を思い出して自分で訓練していきたいです。
9.YOUから Iへという発想で生きていけたら、豊かな生活が遅れそうだという思いを強くしました。毎日少しずつでも努力をしていけば豊かな人間関係、-しいては争いの少ない世界にもなるのではと思ったり致しました。
10.コミュニケーションと何気なく使っている言葉を表現しようと試みたところ、難しいという点に気付かされました。そして答えがなんと「受け手側がどう感じるか」ということには新発見でした。言葉の力は少なく、相手からのメッセージをきちんと受けることだと肝に銘じ、少しでも変われるよう行動します。
11.自分のコミュニケーションのなさに愕然としました。今後気をつけて、少しずつ身につける練習をやっていきたいと思います。これが日本語を学ぶ原点だと思います。
12.コミュニケーション能力不足を感じていましたので、とても勉強になりました。今日教えていただいたことを実践していきます。
13.具体的で分かり易い講義が盛りだくさんで、今日は疲れる暇がないほど充実した一日になりました。相手の立場に立つこと、多角的、客観的に自分を振り返る事を忘れず、ボランティアに取り組んでいきたいと思います。本当に有難うございました。
14.コミュニケーションと一言でいえば、言葉のキャッチボールと思っていましたが、言葉にならないコミュニケーションの大きな存在を知り、今一度考えさせられました。
15.自分のコミュニケーション能力を問い直すことの大切さを改めて知りました。人としてもっと成長したいと思います。
16.歯切れのいいお話に感心しました。コミュニケーションの一番大事なことは、相手の視点に立って物事を受け取ること、良く分かりました。コミュニケーションで言葉そのものの占める割合が小さいこと、改めて認識しました。
17.清先生の姿、声、ふるまいの全てが勉強になりました。コミュニケーションの大切さを再認識し反省させられる一日でした。エネルギーがだいぶ注入されました。有難うございました。
18.体調を崩して3日ほど寝込んでいましたので、出席できるか不安でしたが、清ルミ先生の講座はどうしても受けたいと思っていました。今日はありがとうございました。
学んだこと、実践したいことは、相手の視点に立ってものをいうYOUモードから Iモードです。練習をやってみてこのことがどんなに難しいかということを痛感しました。
19.常に意識しながら、言葉を発しなければと痛感しました。非言語コミュニケーションの部分の大切さ、Youと Iへの使い方など、とても良く分かりました。楽しい分かり易い授業をありがとうございました。
20.歯切れのよい話し方でとても聞きやすい講義でした。言葉以外でのコミュニケーションがほとんどとの話に、自分が発しているメッセージにもっと気を遣わなくてはと反省しました。
21.ちゃんと伝わる話し方、ちゃんと受けとる聞き方の一番大事なチェックポインは「相手の視点に立つ」こと。これは今回だけでなく、どの先生方も口をそろえておっしゃったことでした。心に深くとめます。自分のコミュニケーション能力をしっかり振りかえろうと思います。また、「ことば」を教えることに精いっぱいで、非言語の部分の大きさを知って、これからの心構えとしたいです。ありがとうございました。